読んだ本や観た映画について個人的な感想をだらだら語る日記

とにかく読んだ本や映画の感想を垂れ流してます。いいところも悪いところも語るので時に辛口のときもあります。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

いたいのいたいのとんでゆけ

いたいのいたいのとんでゆけ 著:三秋 縋三秋縋先生の作品2018年4月現在発刊されているものを全て読んだ。 この作品後一番最後となった。さすがに全て読んでいるともはや最初の数ページ読むだけでなにがどうなるのかというのは予測できる。 三秋先生というの…

東京Doll

東京Doll 著:石田衣良ゲーム業界を描いた作品。主人公MG(マスターオブゲーム)が最高のモデルの少女と出会い交流していく物語。 石田衣良先生の作品を読むのはこの作品がはじめて。なぜこれを選んだのか、自分でもよく分からない。 ストーリーだけ追えば、…

僕は明日、昨日の君とデートする

僕は明日、昨日の君とデートする 著:七月隆文 150万部を突破した悲恋のラブストーリー。トリックに関わるので細かい説明には言及しないが、二度読みたくなる類のトリックを用いている。 恐らく二度目は一度目と違う感動が得られるはず。 と言いつつ私は二回…

君は月夜に光り輝く

君は月夜に光り輝く 著:佐野徹夜月の光に当たると身体が光って見える「発光病」に冒された少女と物静かなクラスメイトの男の子の恋の物語。 発光病というのはもちろん架空の病で、そしてもちろん不治の病だ。 その設定を聞いたとき、優れているなと感じた。…

彼女がその名を知らない鳥たち

彼女がその名を知らない鳥たち 著:沼田まほかる 『最低の人しか出て来ない最高に美しい物語』という触れ込みで話題になった本作品。 しかし残念ながら当たっているのは前半だけで、後半は首を傾げるばかり。半分も読めば『恐らくそうだろうな』という結末に…

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい 著:住野よる 200万部を超えるモンスター級のヒットを飛ばした住野よるのデビュー作。膵臓の病気に罹り余命幾ばくもないヒロインと、暗く物静かな主人公の出逢いから別れまでが描かれている。賛否両論吹き荒れるレビューも人気作ならでは…

乙女ゲームで死にたくないんです

乙女ゲームで死にたくないんです 著:名前も忘れました乙女ゲームの世界に迷い込んだ二人のOLがヒロインの物語。 本編のように扱われている内容が約半分でその後はなんだかSS扱いのものが並んでいるというなんだか同人誌じみた構成。ストーリーも馬鹿その…

流星ワゴン

流星ワゴン 著:重松清死にかけた人だけが乗れるワゴンに乗って時間の旅に出るお話。 主人公が同い年の父と会い、友達になるという展開がメイン。ライトノベルやWeb小説とはやはり圧倒的に描写力が違う。 なんてことを書くと非常に反感を買うのだろう。 だけ…

君に恋をするなんて、あり得ないはずだった

君に恋をするなんて、あり得ないはずだった 著:筏田かつら上下巻からなる高校生のラブストーリー。 スクールカースト上位の派手めな女の子と、ほぼ底辺の眼鏡男子の恋の行方を綴った物語となっている。 こういう設定は最近多いのでだろうか?私的には目新し…

僕たちの小指は数式でつながっている

僕たちの小指は数式でつながっている 著:桜町はる注意:ネタバレだらけです。 ネタバレがお嫌いな方は読まないで下さい。ただしこれだけは覚えておいて下さい。 この作品は最低最悪のパクり作品なので間違っても購入しないで下さい。 素敵なのは表紙だけで…

時給三百円の死神

時給三百円の死神 著:藤まる最近の小説というのはタイトルにインパクトがなくてはならない。 そのインパクトで『通りすがりの人』をなんとか『読者』にしようと努力をしている。未だに頑なに『さくらの咲く頃、もう一度君と』とか『僕の叫びがキミの心に届…

よるのばけもの

よるのばけもの 著:住野よるイジメとスクールカーストについての問題を提起した住野よる三作目の作品。明確な答えや正解がないテーマについて書かれているということを踏まえた上で読んでも、実にありきたりな結論しか提示できていないという印象でした。し…