読んだ本や観た映画について個人的な感想をだらだら語る日記

とにかく読んだ本や映画の感想を垂れ流してます。いいところも悪いところも語るので時に辛口のときもあります。

乙女ゲームで死にたくないんです

乙女ゲームで死にたくないんです 著:名前も忘れました

乙女ゲームの世界に迷い込んだ二人のOLがヒロインの物語。
本編のように扱われている内容が約半分でその後はなんだかSS扱いのものが並んでいるというなんだか同人誌じみた構成。

ストーリーも馬鹿そのものでつまらない。
官能シーンも作者ご本人はヌルヌルに湿らせながらお書きになっているのだろうが、読む方としては物足りなさを感じるお粗末なもの。

よく一迅社はこのような稚拙な作品を出版したものだと驚かされる。
ろくなヒット作にも恵まれていない一迅社はこういうネットの青田買いでもしてファンを食い物にするような商売くらいしか手がないのだろうか?

『僕は明日、昨日の君とデートする』の作者にもヒット作が生まれるや否や切り捨てられた辺りからも作家使い捨ての社風が見え隠れしてならない。

たまにはえっちな甘々小説をなどをと期待して購入したが、大失敗だった。
タイトルはまあ、そこそこ面白いような気がした。